

こんにちは!ゆめじです!
今日は米国ドル建て生命保険を解約したお話です
長いよ!
最初はインデックス投資だけでいいと思っていたけど、
モチベが持たないので高配当投資も始める
つみたてNISA満額投資/米国高配当インデックスVYM/国内高配当株/S&P500/レバナス運用中
わたしの契約していた米国ドル建て生命保険とは
毎月一定額の保険料を支払って、生命保険としつつ
生きている場合は、65歳になったら毎月年金として一定金額が受け取れる仕組みです
(一括受け取りも選択可)
貯金ができない女、米国ドル建て生命保険を契約する
初めてドル建て保険を知った日のこと
さかのぼること十数年前、社会人になりたてのわたしは
大人の登竜門である(だと思っていた)、民間保険の契約をしようと思い
本屋さんで関連の雑誌を買って、保険の概要を学んでおりました
その雑誌の広告ページにあった「保険の窓口」に興味がわき
早速予約して医療保険の見積もり依頼をしたのです
そのときの担当者が非常に話が上手で
1年間で約8万円の医療保険(100万円の死亡保障付き)に加入しました
保証が厚くて気に入っていたものの
その後何度かほかの保険に乗り換えようかとして、見直しを検討したのですが
保険料が変わらないプランに加入したので
加入して十数年経った今、同じ条件で同等のものがないと言われて
結局今でも続けています
でもいつか違うものに変える予定です
話を元に戻して、医療保険の契約当時の若造のわたしは
保険屋さんがわたしを大人扱いしてくれたのがすごいうれしくて
それまで、何をやっても一人前扱いを受けなかった人生のなかで
人生で初めて自己肯定感を高めることのできた瞬間でした
その保険屋さんは、数年後に渋谷のど真ん中の店舗の店長さんになっていたので
相当売り上げのある営業さんだったのでしょう
若いわたしが、顧客と言う立場とは言え、そのような人と接することができたのは
非常に大きな経験でした
そしてできる保険の営業さんの営業力の高さが怖いと知った瞬間でもありましたwww
医療保険を無事契約し終わったわたしに保険の営業さんは
「おすすめしたい保険があるんです」と言って
15年ほど積み立てて、あとは60歳まで放置しておけば
年金+αで老後が安心。積み立ては米国ドル建てというものでした
魅力的ではあると思いましたが、社会人になりたてで
お給料が少ないうえに、今後何かと入用になりそうなので
金銭的に余裕がないのを理由に契約を見送ったのです
しかし、「米国ドル建てで積み立てをして老後の生活に備える」方法は
わたしの心に残り続けたまま10年ほど経ったのです
ついに米国ドル建て生命保険を契約した
最初の保険契約から約10年
仕事が忙しすぎて、自分の資産形成に目もくれず
毎日終電コースな日々を過ごしていたわたしは
若かりしあの日の保険屋さんの存在をすっかり忘れて
相変わらず毎年8万円の医療保険を支払う以外に
保険に加入はしていませんでした
ある日、わたしより忙しい友人が突然転職したというので
詳しく話を聞いていると
保険の営業マンになった。
100人勧誘しないといけない。
でもみんな怪しがって友達ですらなくなった。
と謎のハードモードに突入していました
おすすめのプランを聞いてみると
「米国ドル建て生命保険」だと言うのです
なんとわたしが、感謝してやまない
あの時の保険の営業さんと似たような保険をおすすめしてきたのです
メリットはこうです
- 貯金ができない人でも毎月引き落としになるので強制的に貯金になる
- 60歳まで積み立てをすれば、以後年金として一定額が受け取れ
2000万問題がほぼ解決する - 生命保険なので死亡保障は500万円して残された家族も安心
- 保険なので、確定申告をしたら控除対象になって節税対策
- 投資の知識がなくても、保険会社が運用してくれる
そしてデメリットはこう
- 米国ドル建てなので為替リスクがある(もしかしたら元本割れする)
- 解約返戻金がかなり安い(払い込んだ金額の半額くらいになってしまう)
- 持病があると契約できないこともある
友人が転職して保険屋になって
あの敏腕保険営マンと似たようなプランを勧めてきたのです
勧誘を受けた時に
「わたし貯金できないから、老後心配だし契約しようかな」と思って
軽い気持ちで契約をしたのでした
結婚、出産の予定もないので保険を払い続けらるのも契約した大きな理由の一つです
特に出産となると収入が著しく低くなる可能性があるので
毎月保険料を払えなくなるかもしれない。。。と考えて
若い時は医療保険だけにしていましたが
年齢的に吹っ切れたのは楽でした
契約したことは、全く後悔していないのですが
インターネットが発達した今、良く調べもせずに契約したことには
自分の甘さが出てしまったと感じています
まだまだ貯金ができない女、米国ドル建て生命保険を否定される
見知らぬ雑誌の記事
毎月貯金代わりに支払っていた米国ドル建て保険
これで老後の心配が少しだけ解消されたと思い
ますます仕事に集中していた時期のことです
職場の近くの本屋さんでたまたま目にした雑誌に
わたしの心をざわつかせる記事が載っていました
「米国ドル建て生命保険は意味のない保険だ」と
わたしがメリットだと思っていた保険料控除も
「メリットではない」とハッキリ言いきられていました
うーん。。。。
自分が「よし」と納得して契約した保険が全否定されている。。。
記事を読んでも、否定されていることは分かったのですが
なぜ否定されているのかは理解が追い付きませんでした
わたしは混乱をしつつ
自分の意志で続けている米国ドル建て生命保険が
そこまで悪いものだとは思わなかったので
深く考えずに続けることにしたのです
悪く思わなかった理由は
- 会社員なので少しでも保険料控除を受けたい
- わたしは自力で貯金ができない
- 投資は時間がなくてできない
- まだつみたてNISAはなかった
- NISAは始まっていたけど制度を認知していなかった
- それなりの額を生命保険として受け取れる
- 保険であれば、家族も簡単に保険請求できる
- 株式の相続&売却が家族にとって負担
- 米国ドルと日本円の為替リスクが低いと思っているので元本割れの可能性も低いと思っている
とまあ、ざっくりこんな感じです
いまでも、投資に興味がなくて自力で貯金できない人には
ドル建て生命保険は悪ではないと思っているんですけど
この辺は、まだ自分の中で答えがはっきり出ていないです
両学長の動画
さらに数年が経ったころ
わたしは仕事を辞めて失業保険を受給しながら
無職生活を楽しんでおりました
無職の間にやっていたことは
「会社に依存しないでも生活できる方法」をYouTubeで探していました
最初はアフィリエイトブログを作って記事を更新していましたが
ブログの動画を見ていると
なぜかそのチャンネルで投資のお話をしていることが多いのですw
自然と投資にも興味が出てきて
投資を始めてみようかなと思ってくる不思議w
そして、ついにわたしは両学長の動画にたどり着いたのです
そこで、わたしが「良し」と思って続けている米国ドル建て保険の話題が出ました
なんと両学長は
「米国ドル建て保険はぼったくり保険」と言っていました
米国ドル建て保険保険がぼったくり保険である理由は
- 運用先が不明である
- 手数料が不明である
- 保険と投資はセットにしてはいけない
詳しく知りたい人は両学長のお金の大学を読んでみてくださいね
これを見て、納得はしたのですが
世間にはいろんな米国ドル建て保険があります
わたしの契約している米国ドル建て保険だけはぼったくりではないのではないか??
だって計算上1000万円積み立て、1500万円受給できるんだから損はしてないよね?
為替のリスクはもちろんあるけど、それは自分だけに起こることではないし。。。
「うちの子に限ってそんなことはない」みたいな謎の思考が働いていました
両学長の動画を見たことがきっかけで
米国ドル建て生命保険に対して「解約した方が良いのかなー」と感じるようになったわたしは
解約返戻金を調べることから始めました
貯金ができる女になり、米国ドル建て生命保険を解約した
米国ドル建て生命保険は
「ぼったくり」であると納得ができないまま
時間が流れていきました
その間も、いろんな意見を知りたくてYouTubeやネットで調べまくっていました
時間があるのは無職の特権です
とにかくわたしは自分なりの答えを得たかったのです
ただしネットには、具体的な保険会社を挙げて解説しているものは見つけられませんでした
米国ドル建て生命保険を解約したきっかけ
わたしが米国ドル建て生命保険を解約したきっかけとなったのは
両学長が運営するリベシティというコミュニティで
保険の相談ができるので、そこで具体的な保険会社と契約内容を伝えて
保険の診断をしてもらったことです
余談ですが、リベシティでは副業、介護問題、保険の見直し、家計の見直しの相談などができます
最初の30日は無料で利用できます
それまで自分の契約している保険だけは、ぼったくりではないのでは??と思っていましたが
リベシティで相談したところ
例にもれず、「ぼったくり」だと言われたので
解約して自分でつみたてNISAなどの投資信託で運用した方がリターンが大きいと
判断して、解約することにしました
わたしが米国ドル建て生命保険を契約したきっかっけはこちらです
- 貯金ができない
- 投資の知識がない
- 保険であれば相続手続きがシンプル
- 保険料控除が受けられる
そして、1年かけて下記を実行することによって
米国ドル建て生命保険を解約することを決めました
- 支出を減らして少ない収入でも貯金ができるようになった
- つみたてNISAと投資信託を始めた
- 今後結婚、出産をしないので高額な生命保険がいらない
- 自分が親より先に死亡した場合の、投資信託の相続に関して手順を用意する
わたしがラッキーだったのは為替が1ドル114円だったため
解約返戻金が思ったより多かったことです
本来であれば1ドル100円計算なので
払い込み済みの元本に対して80万円ほど少ない金額が返ってくる予定でしたが
40万円少ない状態で返金されました
ちなみに解約までに友人である保険の担当者には
2回ほど解約をほのめかし
3回目で「自分で投資始めたから解約手続きお願い」と伝えました
特に引き止められなかったので、スムーズに解約手続きができました
まとめ
今回は米国ドル建て生命保険の解約まで1年悩んだ末に
やっと解約できたお話を紹介しました
「ぼったくり」と言われている米国ドル建て生命保険ですが
個人的には
貯金ができなくて、投資に興味がない(今後やる予定もない)人には
米国ドル建て生命保険は選択肢の一つとしてありかなーって思っています
ただ、つみたてNISAを始めてお金の知識をつけていけば
ドル建て生命保険は必要ないでしょう
わたしはお金の知識をつけて、投資を自分でやるようになったので解約しました
わたしが両親より先に死亡した時に、相続の面で全く不安がないかと言えばうそになります
相続に関しては保険の方が圧倒的にシンプルです
株式の相続は、確定申告にも関わってきますので
しっかりとわかりやすく準備しておく必要があります
わたしは米国ドル建て生命保険を契約したことを全く後悔していません
なぜなら米国ドル建て生命保険を契約していなかったら
保険料として支払っていたお金は無駄遣いで消えていたでしょう
解約返戻金を何に使ったかは、別の記事で書きますのでお楽しみに